12歳のお誕生日
昨日3月11日はジャズの12歳のお誕生日でした。
朝からお誕生日のお祝いの事を考えていたのですが、とても悲しい日になってしまいました。
午後2時46分頃東北地方でM8.8、最大震度7の地震が発生しました。
この地震で発生した大型津波が襲来し、波間を木の葉のように漂う大小の船を、津波から逃れようと走っている車を次々と容赦なく飲み込んでいく様子、轟音と共に波が住宅地に押し寄せ家々を次々と押し流し、飲み込んでいく様子を映し出すTVに釘付けになりました。
そのような大惨事が続々と映し出される光景を、今現実に日本で起こっている事なんだとはとても受け止められません。
胸が苦しく、ただただ涙が流れました。(実際には何の被害にも遭っていない私が言ってはいけない事かもしれませんが)
国内観測史上最大級の超大型地震だという事が分ってきました。
東北地方太平洋沖地震、それは未曾有の災害を生み出しました。
東京でも震度5の揺れがあったと言う事を知り、東京に住む二人の娘と身内に直ぐ連絡しましたが、携帯も固定電話も全く繋がらず「ツーツー」と言う音だけが虚しく聞こえるだけでした。
身内には比較的直ぐに連絡がつき無事を確認しましたが、次女の携帯に繋がったのは数時間後の事でした。
家の中の物が散乱し、家具は倒れ、大分怖い思いをした様でしたが本人は無事でしたので一安心でした。
都心の高層ビルで勤める長女とはそれからも全く音信不通が続き心配していました。
そこへ次女から、駄目もとで災害伝言板に電話したら、「〇〇です。無事なので安心して下さい。今から歩いて帰宅します」と言う姉からのメッセージがあったと連絡が入りました。
東京では交通網がマヒして、在来線は全てストップ、道路は大渋滞、歩いて帰宅するしかなく、それも叶わない3万人の人々が「帰宅難民」(個人的には好きな言葉ではありませんが)となりました。
長女と連絡が取れたのは午後8時頃でした。
その後は皆さんのご存知の通りです。
今日になると、続々と被害の大きさを知ることとなり、原発の爆発事故まで起こり、どこまで災害が広がるのかと不安で怒りさえ覚えました。
大勢の方の尊い命が奪われ(まだこれからもも次々と判明するとおもいますが)、数しれない行方不明の方々、救助の手が届かず孤立して不安な時間を過ごしている方々…
世界中から救助隊が日本に向かっているそうです。(これも今迄日本の救助隊が世界中の災害に親身に協力したお陰だとただただ感謝です)
今後はひとりでも多くの方の行方が分り、尊い命がこれ以上奪われないことを心から祈念します。
また尊い命を失われた大勢の方々に心からご冥福をお祈りしたします。
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